フォトメーターの操作例

スラリー混合時の フォトメーターの フルスケール設定2 (沈殿物で設定)
下記操作の動画説明(約1分50秒)はこちら( 高速用 中速用 低速用 )です。

(画像をクリックすると大きくなります)

スラリー液体と沈殿部分のフルスケール設定
水と小麦粉のスラリーのフルスケール設定をします。

(フォトメーターのツマミを初期位置に設定しておきます。)

スラリーを 完全に沈殿した底の部分と 澄んだ液体部分の混合物と考え フルスケール設定します

小麦粉に水を加えて、小麦粉の沈殿部分をつくります。
小麦粉に水を十分滲みこませて沈殿物に近いものを作ります。
ゼロ調整
水の反射光量は殆ど無いので 水でゼロ調整、 小麦粉でゲイン調整 をします。

ゼロ調整をします。

ゼロ微調ツマミを右に廻して、LED表示器の値が0.00付近になるように調整します。

(注:0.00丁度にしないで少し大きい目に合せて下さい。0.50付近を目安に合せます。)

ゲイン調整
原料の小麦粉ゲイン調整をします。

フォトメーターのプローブ先端を小麦粉に当てます。
ゲイン調整ツマミを左に廻して、
LED表示器の値が4.50付近になるように調整します。

(注:5.00丁度にしないで少し小さい目に合せて下さい。4.50付近を目安に合せます。)

フルスケール設定完了の確認
上記フルスケール設定において

水の 反射光量は0.16でした。

これらの原料を混合すると
 

 

反射光量が0.00から5.00の範囲内で変動し、混合時間と共にある値に収束していきます

(収束値は混合比率により異なります。)